神戸市中央区の路上で昨年12月、広域指定暴力団系の元組長が二人組みの男に刺殺された事件で、大阪市の調査会社社長が関与していた事が発覚したが、元組長の尾行をしていた滋賀県内の別の調査会社社員が、元組長の乗った乗用車を発見し、指示した大阪の調査会社社長に連絡した直後、元組長が襲撃されていたことがわかった。

滋賀県の調査会社は昨年11月中旬、大阪の調査会社社長から元組長の居所などの特定を数百万円で依頼を受け、事件が起きる前から元組長らの乗った乗用車に発信機を付けて尾行していた。
犯行当日の同年12月10日夜も現場付近に駐車中の元組員の乗用車を発見し、すぐに社長に連絡したところ、その数十分後、二人組みの男が現れ、元組長を刺殺したが、その様子は尾行用の車に据え付けられていたビデオカメラで撮影されていた。

事件後、社長はテープを渡すよう求め、社員はテープを渡したという。調査会社幹部は「事件後、社長に県警にテープを提供するように促したが、逆に守秘義務を理由に口止めされた。」

共同通信